築100年の木造アパートに住む勤労少女、丸宮のりえ(紀恵)と
一緒に暮らすことになったネコマタのタマとの日常ふたりぐらしマンガです。
猫好き、ネコマタ好き、ほのぼの日常好きにはドストライクな作品ですよ!
二人暮らしと言っても百合ではないです。たぶん。
猫待荘の前で風邪ひいて弱っていたタマを放っておけるわけがなく、
一晩看病するのりえ。
大家さんに相談するとペット扱いで一緒に住んでいいと言われます。
このネコマタのタマが奔放で無邪気で見ていてすごく楽しいです。
真面目なのりえが振り回されている姿が和んでしまいます。
大事件が起こるでもなく、アンテナ壊して家賃にツケられたり、
お弁当タマに食べられてひもじい思いしたり、猫の夜会に参加したり、
お父さんからの救援物資と思いきやカメラだったり、
大家さんのおつかいで喫茶店行ったり、
そこでアルバイト始めたけどお客さんさっぱり来なかったり、
庭の梅の収穫手伝って昔話聞いたり、
空き部屋のはずのお隣の怪音にビビったり…。
出てくる男性は、魚正のおじさんとモブの仲良し3人組のみ。
ミステリアスな大家さんのヤコ。
喫茶店ねぅねぅオーナーのルカ。
近所のおばぁさん…と、親切な人たちに囲まれての生活が
ほとんどトーンを使わずにカケアミを主に使った描き込みで描かれています。
その作画がまた、温かさや深みを出していて話とよく合っているんです!
毎月アンケートハガキに面白かったですッ!!と書いて送っていました。
が、ものすっごく残念ながら先月号で最終回を迎えてしまいました。
一巻のおくづけ見ると、およそ一年前に発売しているんですよね。
もしも、興味持たれた方が居たら読んでみて欲しいなぁ…。
大好きな作品で、埋もれさせて消えてゆくのは惜しい…(´;ω;`)