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雑記、最近萌えたことについての文と、主に三次創作(二次創作物を元に書いた文)を置いていくブログです。
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師走はどうにも気忙しいくてダメです。
今年は待望の「劇場版 涼宮ハルヒの消失」発売と
公式サイトのイベントのチェックをしていたり、
運転免許証の更新がありました。
母の入院まで重なって、モチベーションが下降の一途…。

ぼんやりと「今年はイブになる直前のなぎほの話」を書こうかなぁ
って思ってました。
でも、そうこうしているうちにイブが終了…(´ヘ`;)
だったら、クリスマスの話を書けばいいじゃない!というわけで、
そんな話をUPします。



「おはよーございます!」
元気いっぱいのなぎさと
「おはようございます」
ハキハキとしたほのかの挨拶に
「おぉ 来たね! 今日はよろしく頼むね♪」
にこやかな笑みで答えるアカネ。
「はい。精一杯お手伝いします。」
やる気十分なふたり。
「それはそうと、二人揃って…ってことはやっぱりアレかい?」
何かを感じ取るアカネ。
「ヤだなぁ~あかねさん。そこで会ったんですよ。ほのかとは」
「ほのかがウチに泊まったりなんかしてないですよ~////」
嬉しそうに話すなぎさ。
「えっ?! ちょっと! なぎさっ!!」
赤面して慌てるほのかを見つつ
「ふぅ~ん…。(ニヤニヤ) 
 ま、いいやv 今日の売り上げは二人に掛かってるんだからね!」
とびきりの笑顔で、ポン!とふたりの肩を叩き、
「気合い入れて接客頼むよっ!」
ひときわ大きな声で言う。
「そんな~、おどかさないでよ~ あかねさん…」
「がんばりましょ! なぎさv」
腕を絡ませて微笑む。
「さ、開店準備、準備っ!!!」
「「はぁ~い」」
声が揃った。

「ありがとうございました!」
クリスマス限定のセットを手渡すほのか。
「またの御来店 お待ちしてまーす!!」
隣でなぎさも声をかける。
「今ので最後でした」
ひかりがニッコリ笑みを浮かべ、教える。
「そっかー。じゃあもう、今日はあがろうか!」
とっても上機嫌な口ぶりのアカネ。
「「お疲れ様でしたー」」
充実感とちょっぴり疲れた顔で、ペコリ頭を下げるなぎさとほのか。
「ふぅ… ひかりになぎさ、雪城さんお疲れ様。ホント助かったよ!」
「予想より一時間以上早く完売するなんてね。
 もっと材料用意しておくんだったよー。」
「いやぁ~ 失敗しちゃった~~」
あまり残念そうにも見えない表情のアカネ。
「来年はさらに美味しい物を、もっともっと用意しなくちゃね!!」
早くも来年に向けてやる気を漲らせる。
「それじゃあ二人、後片付けお願いね。
 ――ひかり、厨房の方手伝ってくれるかい?」
「はーい!」
そそくさとアカネの下に行くひかり。
「ほのかはそっちからお願いね」
「わたしは向こうからやるから」
手分けして撤去作業を開始した。
 

「約束の時間って何時だっけ?」
ひかりの淹れたホットココアで喉を潤しながらのなぎさ。
「午後7時のはずよ」
両手でマグカップを持ってるほのかが答える。
アカネの家でクリスマスパーティするべく、やって来ていた。

「どうしよっか? とりあえずはあかねさんに聞いてみよう」
「あかねさ~ん! 準備はどうですか?」
奥に向かって声を上げる。
「早めに帰って来られたから、ほとんど大丈夫ですよ」
代わりに答えるひかり。
「そうそう、昨日からひかりは頑張って用意してたんだよ~」
スッと現れ、ひかりの頭を撫でるアカネ。
「もっと褒めてあげていいくらいさv」
目を細めてアカネに寄り掛かるひかり。
天にも昇りそうな幸福な笑顔。
「ありがとうね。ひかり。感謝してるよ!」
「そうね。ひかりさんのお陰でパーティできるんだもの。ありがとう」
二人の言葉ににますます顔をほころばせる。
「いいえ。私も楽しんで用意しました。成功させましょうね」
「もっちろ~ん! とびきりのクリスマスにしちゃおう!」
ガッツポーズするなぎさ。
「なぎさ、張り切ってるわねv」
にこにこ顔のほのか。
「そりゃあ、ケーキや鳥の丸焼きをもうじき食べられるんだからねw」
ワクワクを隠しきれない様子。
「さっき、クリスマスセットのミニケーキとたこ焼き食べたでしょ?」
「それとこれとは別だよー!」
「そうなの? 私の分も半分食べて、まだ食べられるの…?」
心配と驚き、でも、なぎさらしくて頼もしくもある。
「余裕だよっ♪」
Vサインを見せるなぎさに
「ま~、そこまで言って残したらただじゃあ置かないけどねw」
微笑みの後ろに静かな迫力を潜ませるアカネ。
「飾り付けも終わりましたし、そろそろ連絡していいと思います」
黙々と紙のリングを繋いでたひかるから受け取った飾りを吊り下げ、言う。
留守番していたひかるはお腹を減らしているかもしれない。
なぎさと違って行儀のいいひかるは、つまみ食いをしない。
大人しい性格でいい子なんだけど、たまにはわがまま言ってもいいのに
ってひかりは心配してしまう。
「あとは配膳するだけだから、ひかりは多幡さんと加賀山さんに連絡。」
「なぎさと雪城さんは、志穂と莉奈を迎えに行ってくれるかい?」
揚げたてのカラアゲとポテトを運んできたアカネが指示する。
「わかりました。」
アカネに背を向けるひかりと、
「行ってきま~す!」
ほのかの手を引き玄関へ向かうなぎさ。
「気を付けるんだよ」
コート着たなぎさにマフラーを巻くほのか。
自分の首にも巻くと
「はい。行ってきます」
並んで迎えに外へ出る。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
もう少しだけ続きます…。
でも、完結できるかは大いに未定っていう…(´・ω・`; )
すみません…lilorz
 

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