忍者ブログ
雑記、最近萌えたことについての文と、主に三次創作(二次創作物を元に書いた文)を置いていくブログです。
[92]  [91]  [90]  [89]  [88]  [87]  [86]  [85]  [84]  [83]  [82
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

久しぶりにマトモな文での更新な気がします…(´ヘ`;)
妖怪パンダの自分勝手団「ミサキえんじゅ」様が
以前描かれた日記絵。(2009年12月のもの)
を拝見して広がった妄想を文にしたものです。

なぎさとほのか。そろそろ結婚してもいいと思うのですが、どうなんでしょう♪
きっとラブラブで幸せな家庭になると思いますよ!
文字数1697

「なぎさ~ ちょっと手伝ってくれる?」
「んあ。」
ほのかに呼ばれて振り返るなぎさ。
お煎餅を銜えて間の抜けた返事。
バリバリ… ごっくん。
飲み込んでから、とたとた…とほのかの居る台所へ。
「どしたの? ほのか」
口元の食べかすに目が行き、
「また、食べてたの? あまり間食取るのはよくないわよ」
「御飯食べられなくって、変な時間にお腹空いたりするんだから。」
眉を跳ね上げる。
「も~ ほのか、お母さんみたいだよw」
「お母さんじゃないでしょ! お よ め さんvでしょう?」
人差し指立ててウインク。
「え~っ! それじゃわたしがダンナさん? お嫁さんはわたしだよぉー」
「それなら、家事をお願いしてもいい?」
「お掃除して、お洗濯して、お料理して、いってらっしゃいのキスして、
 お帰りなさいのキス、してくれる? 」
なぎさの胸に手を置いて、上目遣いのほのか。
「…な、なんか、後半違うの混ざってない?」
ドキッとして視線を外すなぎさ。
「気のせいよv」
くすりと笑って、なぎさから離れる。
「でも、…家事って大変なのよ。」
「できれば二人で協力してするのが理想的だと思うけど…。」
チラッとなぎさに視線を送る。
「うん。わたしはほのかに何でも押し付けたりしないよ」
「出来る事はドンドンするつもり! 任せてよ」
言って真っ直ぐにほのかを見詰める。
「なぎさ、心強いなぁv」
その姿を見て、うっとり。
「――だって、世界で一番大切なほのかに無理はさせられないもんv」
思ったことを素直に、ストレートに伝えるなぎさ。

「ありがとう。 なぎさ、大好きv」

ほのかの満面の笑みに胸がキュンvとする。
「ね、本気で一緒に暮らすことってできないかな?」
「えっ? それって…同棲しよう。ってこと? それともプロポーズ…?」
驚きと嬉しさに表情が明るく煌めく。
「どっちでもいいよ。ほのかと二人で幸せに暮らせたらいいよねvって話。」
こういう事をごく自然にさらりと言うなぎさ。
「嬉しいvv 私も、出来たらいいなぁって思うわ。」
「じゃあ決まりね! すぐってわけには行かないだろうけど、将来絶対叶えようよv」
温かな気持ちに包まれ

「なぎさ~v 愛してるvv」

両手を広げ、がばっvとなぎさに抱きつくほのか。
「わわっ! ちょっと、危ないってば~」
押し倒されそうな勢いで、ちょっとよろめいた。
「あは… ごめんなさい」
「いいって。わたしも愛してるよ ほのかv」
なぎさもしっかりとほのかを抱き締める。


「こほん。話はまとまったメポ? 料理が大変な気がするメポ」
今まで沈黙を守ってたメップルが口を開く。
「――えっ?!!」
その言葉でようやく二人の世界から帰って来た。
「いけないッ!! 肉じゃが焦げちゃったわ」
「…ごめんなさい。なぎさ」
コンロの火を消して、うな垂れる。
「だいじょうぶ大丈夫! 全部ダメってわけでもないよ」
「そう?」
「ほら、この辺とかイケるって!」
鍋を覗き込み指差す。
「それに他にもほのかが作ってくれた料理あるじゃない。」
見回して
「わ~美味しそう♪」
瞳を輝かせて言う。
「ありがとう なぎさ」
「ん? なんのこと?」
とぼけてみせる。
「なぎさったら…v そっちの盛り付けお願いしていい?」
「うん。けっこう得意なんだよ!」
腕まくり。
「うふふ…」
「どうしたの?」
微笑むほのかを見て尋ねるなぎさ。
「新婚さんみたいで、楽しいな。って思って♪」
「ほのか、エプロン似合ってるしねv」
「それ、さっきも言ってたわよv」
「そうだっけ? あはは…」
準備が進み、彩りが添えられてゆく食卓。
好きな人と食べる食事は何にも代え難いもの。
愛情込めた料理ならばなおの事。

「いっただきま~す! ぱくっ 美味しいv ぱくっ 美味し~い♪」
「ゆっくり食べていいのよ。まだまだおかわりあるんだからv」
「それによく噛まないとダメ!」
「もう、ほのかってば――」
「………」
じっと次の言葉を待つ。
「本当に『いい奥さん』になれるよv」
「!」
「それなら、なぎさはお父さん?」
「え~~!!」
「うふふふ…」
「あははは…」

「まったく、熱々で妬けるメポ。ミップル~ ボク達もイチャイチャしたいメポw」
ニコニコ顔のミップルにメップルがお願いするのでした。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

設定としては、なぎさ宅に遊びに来てたほのか。
なぎさの両親の帰りが遅くなるって電話があり、
お願いされてほのかが夕飯作ることに。
で、支度済んだら呼ぶはずの亮太のことをスッカリ忘れる二人…。

PR
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]