ふたりのバレンタイン

思いついて書き始めました。
時間的に色々無理が…

なぎさとほのかの話

「なぎさ　おはよう。」
「うふふ…　やっぱり今年ももうチョコもらっているのね」
「そうなんだよー。　駅の改札口抜けた所で呼び止められてね…」
「試合観に来てくれてる子だと思うよ」
「なぎさ…　モテモテだものね」
「ほのか。やきもち焼いてくれてるの？」
「ううん。感想を言っただけよ」
「もうっ、ほのかったら～」

「美墨先輩。おはようございます！」
「おはよう！　多幡さんだったよね？」
「覚えてくれたんですね！　嬉しいです。チョコレートです。」
「ありがとうっ！　美味しくいただくよ。」
「ほぉら！　美羽もあげるんでしょ！」
「そんな押さないでよぉ…」
「雪城先輩。受け取って下さい！」
「え、今年ももらっていいの？」
「はい。憧れなんです。」
「ありがとう。来月お返しを用意するわ。ね、なぎさｖ」
「そうなの？」
「去年、なぎさ慌てたじゃない。今年は一緒に作りましょ♪」
「手作りなんて、そんな恐れ多いですよー」
「だいじょ～ぶ！　上手く美味しくできる保障ないから気軽に待っててね」
「安心して。私がちゃんと美味しい物にするわｖ」
「ほのかに任せれば安心だねｗ」
「なぎさはなぎさで作るのよ。付きっきりで教えるからねｖ」
「そんなこと言わないでわたしの分も作ってよぉ～。お願い。ほのかｖ」
「ダメよｖ」
「そこをなんとか～！」
「――ぷっ！　あははは…」
「「！！？」」
「奈緒、失礼よ」
「ご、ごめんなさい！　そんなつもりじゃなかったんですけど～」
「お二人本当に仲がいいんだなぁ…って、思って。」
「そうそう！　わたし達ラブラブだよｖｖ」
「もう、なぎさったら…」
「えへへ…」
「では、この辺で私達、失礼しますね！」
「うん、またね。チョコありがとう！」