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雑記、最近萌えたことについての文と、主に三次創作(二次創作物を元に書いた文)を置いていくブログです。
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前回のつづきです(`・ω・´)キリッ!
ネコミミなぎさがほのか宅を訪ねると、ネコミミほのかがいました。
部屋に通されて、にゃんにゃん♪なるか?
…そんな感じで、どうぞw

キュアホワイト愛にあふれているブログ『*white kick*』を開設されてます
大ファンの「ねこやなぎ又三郎」様に3年前に贈った文です。
なぎさとほのかの話。
文字数3093

ほのかの部屋へついていく途中、とんでもないことに気が付いた!
なんと、ほのかにシッポが生えてるんだよっ?!
歩を進める度、リズミカルに左右に揺れるシッポ。
まるでネコのシッポのようであり、違和感よりもラブリーvって感じがする。
おそる恐る自分のオシリに手を持ってゆけば、やっぱり…
生えてたぁーー!!
ミミとシッポはセットなんだね。きっと…。
はぁ…。もう、驚くのはやめたよ…。
部屋に通されると、わたしはベッドに腰を下ろし、
ほのかはデスクチェアに座る。
「起きたらネコミミがついてた。」
「心当たりなんてあるわけない。」
ありのままを説明し、ほのかはそれを聞いてくれた。
「わけがわからなくて、怖くなった。」
「これからどうしようって、本気で悩んだ。」
「ほのかに会いたくてしょうがなかった。」
ここの来るまでに広がった胸の内のモヤモヤを全部吐き出し、
「でも…よかったぁ~。ほのかも一緒でv」
「世界に一人きりになった気分だったんだよ。」
「だってさ、誰も気付かないんだもん! 亮太もおかぁさんも。」
「わたしには見えてるし、触れるのにさ!」
「どうしよう…って、途方に暮れたんだから。」
「ほのかが一緒なら怖いもの無しだよv」
素直な気持ちを口にする。
ほのかの視線が、右に左に動いていたけど、気にしないでしゃべり切った。
「本当に…不思議よね。」
デスクチェアからわたしの横――ベッドに腰掛け、
ゆっくりと横に振っていたわたしのシッポを掴むほのか。
「こんなに存在感があるのに――」
シッポの先から付け根の方へ、手の甲を滑らせるように撫でて感触を楽しむ。
「はぅっ!!」
「ふさふさで温かくて、ぬくもりを感じるのに見えないなんてね。」
今の何?? おへその下辺りがキュンvとする感覚に声が出ちゃった。
「どうしたの?」
ミミをピョコピョコ動かして、ほのか。
「な、何でもないよ…。」
とっさに言葉を濁す。
「それにしても謎よね…。
 なんで、ネコみたいなミミとシッポが生えちゃったのかしら…?」
「――私たちだけに…」
「そして、他の人には見えないのも不思議ね。」
「おばぁちゃまにも見えてないみたいだし…。」
「なぎさが来てくれなかったら、私まだ気付いてなかったかも。」
自分のミミを撫でながら言う。
「これも、ふたりだけのヒミツになるのかな?」
わたしのセリフに、ポカンとした顔を一瞬で微笑みにして
「そうね。ふたりだけの秘密ね♪」
明るい声色のほのか。
その言葉で、急に嬉しくなってきた。
誰も知らない、わたしたち二人だけのヒミツ…。
『 ふたりはネコミミ♪ 』
「あははは…」
気持ちが軽くなる。
つられてほのかも
「うふふふ…」
笑みをこぼした。
空気が和む。
別に害は無いようだし、このままでもいいかな…。


「私、どうしちゃったのかしら? なんだかそわそわして落ち着かないの…」
ピタリと横に座っていたほのかが、ミミでわたしの頬をスリスリしてくる。
二人きりの時に甘えてくるほのかは珍しくないけど、
今日は特に積極的かもしれない。
わたしの手を取って、自分の胸に押し当てる。
「ほのかっ?!」
ビックリして声が上擦ってしまう。
「わかる? すごくドキドキしているの…」
ふわりとして、ささやかなふくらみの下、鼓動がはっきりとわかる。
「ねv」
「う、うん。」
動揺しちゃうよ、わたし。
「ネコは赤ちゃんが生まれる時期が、
 暖かい春や涼しい秋になるように発情するんですってね」
「ふ、ふ~ん…」
視線を泳がせるわたし。
「発情期は、1週間から長い子で1ヶ月もかかるそうよ」
ここで、そんな話をするのはどうしてだろう…?
ほのか…誘っている? ――いや、まさか…ね。
「………」
ドキドキドキドキ…
沈黙が長く、とても長く感じる。
ラクロスのシュートを放つ直前みたいな、ピリリと張り詰める緊張感。
「………。」
ほのかの次の一言に集中してしまう。
「なぎさは… 猫、好き?」
「か、可愛いよね」
声が裏返りそうになった。
手の平にしっとり汗をかいていることに気付く。
「忠太郎と一緒だとそれはそれで楽しいけど、猫には猫の良さがあるわよね」
ほんの少しだけ、ほのかの鼓動が早くなった気がした――

「ひゃぁあッ!!」

ミミをピーン!と立て、飛び上がりそうになった!!
雨だれが滴り、首筋に落ちたかのような突然の衝撃。
正に不意打ち。
――何!  これっ?!
――シッポ、…なの!!?
ほのかのシッポが、わたしのシッポに絡みついていて、
そのままゆっくりと擦り合わせる動きをする。
抱き合うよりも、指をからませるよりも、もっと親密で温かな感覚。
安心感と同時に、心の奥がチリチリとして切なくなる…。
――今まで経験したことのない不思議な感じが込み上がって来た。
「んッ… あの… 」
嫌じゃないんだけど、なんか、なんか――落ち着かない。
わたしの戸惑いに気付かないフリをして
「もし、なぎさが猫だったら、とても可愛いらしいと思うわv」
胸に当てていたわたしの手を自分の太腿に下ろす。
そして――
「一日中、可愛がってあげたいなvv」
まるで反則と言える笑顔を見せるほのか。
こんなに――ほのかって綺麗だったんだ。
潤んだ大きな瞳に惹きこまれてしまいそう。
唇も艶やかで柔らかいんだろうなぁ。
口の中が乾く。
胸が苦しくて、うまく呼吸できない。
我慢――… できないよ!
「それなら、ほのかだって――」
勢いついて立ち上がろうとした途端に引っ張られ、バランスを崩す。
「うわあっ!!」
「きゃっv」
そうだった!――シッポでわたしたち繋がっていたんだった。
ほのかをベッドに押し倒してしまう。
「………。」
「………。」
バチッとぶつかる視線。
無言で見つめ合う…。
驚きと期待がないまぜになった瞳。
鼓動が 早くなる。
「ほのかv」
いいんだよね?
返事のかわりにゆっくりとまぶたを閉じた。
くちづけするほんの直前――

ぐぅぅ~きゅるるる~~!!

調子が狂う音に、ほのかもわたしも目が点になった。
「うふふふっv なぎさったらv」
「ごめん、ほのか。お腹すいちゃった」
う~…。かっこ悪いなぁ、わたし。
ベッドの上に座り直す。
体を起こすと、
「パンでいい? 美味しいメロンパンがあるの。」
微笑むほのか。
「ありがとうv 朝ご飯まだだったの忘れてたよ。」
苦笑いのわたし。
「飲み物はコーヒーと紅茶どっちがいい?」
「じゃあ、甘めのコーヒーでお願いv」
「わかったわ。ちょっと待っててね」
部屋から出ようと腰を浮かせたところで
「メポーッ!」
ポン!っと軽い音立てて、ぬいぐるみみたいな本来の姿になるメップル。
「腹減ったメポー!」
「起きて、開口一番それかいっ!」
すかさずツッコミを入れるわたし。
「ちょっと前には起きてたメポ。空気読んでたんだから、感謝して欲しいメポ。」
「な、なななッ!」
何を言い出すのよ~。
恥かしいなもう。あ~顔が熱い…。
「さ、ご飯メポ☆」
「わかったわよ!」
ポン!
ほのかの机の上でも音がして、ミップルが元の姿に戻る。
「ふぁぁ~…。おはようミポ。」
「おはよう。ミップルも起きたのね。」
「それじゃ、ミップルも一緒にご飯にする?」
「うん。お願いするミポ」
ほのかとわたし、オムプカードをスラッシュ。
するとシャボン玉のような球体が生まれ、膨らみ、
メップルとミップルのものがくっついて一回り大きくなる。
「おはようございます。メップルさまミップルさま。朝食は何になさいますか?」
コック姿のおじさん、オムプが尋ねる。
「サンドイッチがいいミポ。」
「メップルもそれでいいメポ。」
「かしこまりました。では、はいっ!」
手品でもする仕草で、瞬く間に二人分の食事が用意される。
食べ始めた二人を笑顔で確認して
「なぎさ、少し待っていてね。すぐだからv」
ほのかが部屋から出て行く。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ここまでは文として書いていましたし、
贈らせていただいたものに修正してのUPです。
ここから先は、えちぃくなると思うんですよねw
ほのなぎだし、にゃんにゃん♪だし(〃▽〃)
そうすると力不足が露呈し、ドコまで書いていいのかわからなくって、
止まってしまっている感じ…(´・ω・`; )
いつか、機会があれば続くかもしれませんが、どうなのかなぁ…。
ハッキリとはお答えできません><;

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