9月中に載せることが出来て良かったです。
更新のネタが無ぁ~~い!とジタバタなんてしてませんよ(汗)。
桂ヒナギクと花菱美希の話。
1年前、某所に送ったものです。
文字数1532
(9月10日 AM10:00)
「う~… 頭イタイ。って、ココどこ? な、なんで私ハダカなの?!」
目を覚まして驚く私。
「ヒナぁ~ もっと~…」
幸せそうな顔して、すぐ隣で寝言を言う美希。
「――っ!! 美希?」
サーッと血の気が引いてく…。
冷静に、とにかく思い出してみよう。
「え~と…、美希の部屋で理沙と泉と話してて
…美味しいシャンパンあるからってことになって――」
「確か理沙と泉は先に帰るって言ってたのよね。
私も帰るって言ったら美希に引き止められて――」
「………。よく覚えてないわ…。」
「美希が起きる前に服着ないと!」
このままでは居心地が悪いったらない。
「あ、おはよう。ヒナ」
目を擦り、ぼんやりしつつの美希。
「おはよう…。あの、私何も覚えてないんだけど、美希にひどいコトしなかった?」
「あ~…そのことなら大丈夫!
もしもに備えてイメージトレーニングは完璧だったから!」
「えっ!! ちょ、ちょっと待って!
とっても聞きづらいんだけど… やっぱり、シちゃったのかしら?」
「シちゃったも何も…、ヒナ、まさかあ~んなコトしておいて全く覚えていないのか?」
「――!!(ぎくぎくッ)」
「ヒナはしょうがないな…。」
実際は――
(9月9日 PM10:20)
「それじゃあ、私も帰ろうかしら?」
立ち上がるヒナギク。
「もうちょっとだけ、いいだろ? お願いだから…ヒナぁv」
頬を染めてうるうるする美希。
「しょうがないわね。少しだけ、よ。」
「ヒナ、大好きだー!!」
「キャー!」
美希に抱きつかれるヒナギク。
「あなた、酔ってるの?」
「あぁ、わたしはヒナに酔ってるのさ~」
頬をスリスリさせる。
「もう… 何言ってるのよ////」
「わたしばかりに飲ませないで、ヒナも飲むんだー!」
「ま、待ちなさい! その手の瓶をどうするつもり?
飲むから、飲むからそれは置きましょうね!」
「さぁ 飲んでv」
グラスを差し出す。
「ゴク ゴク… 」
渋々、喉を潤す。ラッパ飲みさせられてはたまらない…。
「ヒナぁ~、もっと~…」
空いたらすかさず並々と注ぐ。
半分近く瓶に残っていたのがほとんど無くなる頃――
「これ以上はダメ… なんだか…眠く…て」
マブタがとろんと下り、美希の胸に吸い込まれるよう倒れ込む。
グラスを手にしたまま。
「ヒナ! 大丈夫か? ゴメン、調子に乗ってしまった。」
「うわ~ ヒナもわたしもびしょ濡れじゃないか…」
割れこそしなかったものの、中身を浴びる形に。
「この場合は、やむを得ないな。脱ごう。脱がせようv」
「ブラまで濡れてるし、ヒナも許してくれるに違いない!」
(9月10日 AM10:10)
「――というワケなんだ。ヒナ」
「み~き~!!」
怒りマークを付けて、ぎろりっとニラむヒナギク。
「落ち着け、ヒナ! だってしょうがないだろ、
着替えは無いし、スッカリ眠ってしまってたし。」
「ヒナをベッドに寝かせるのだって大変だったんだぞ!
それに下は脱がせてないからいいだろう?」
「まぁ 確かにね…。でも、これからどうするつもり?」
「どうするって?」
「あなたも服着てないじゃない。」
「あっ!!」
言われて前を隠す。
「わたしだけ服を着ていてはフェアじゃないから…」
赤面で言い訳。
「もう、わかったわよ。とりあえず美希は服着たら?」
「できたら、むこう向いててくれないか?」
「なんで?」
笑顔のヒナギク。
しかし、怒っている。これは怒っている!
「あぅあぅ…」
「冗談よ。着たら教えてね」
「ああ。」
いつものヒナギクに戻っていて胸を撫で下ろす。
「ヒナの趣味じゃないかもしれないし、サイズがキツイかもしれないが、
わたしのは着れないかな?」
「そうね…。着れるのもあるかもしれないわね」
「ほら、ブラのサイズは同じくらいだし!」
「み~き~!!」
「ははは…」
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仮にこのキャラが酔ったらどうなるかな?
って話が出て、そこから想像して書き出した話です。
一応、ヒナギク視点。三人称。美希視点のつもり。
改行の辺りを直しただけです。
ps、誰も見ていないと思う夏用拍手絵。9月も終わるしひっそり下げようかな…