つぼみとえりかのちょっとした掛け合いなだけですが、
そこから膨らむ妄想に一人ニヨニヨ。
「つぼみ」と『えりか』の話。
文字数1707
部屋でDVDを観ている、つぼみとえりか。
『はぅ~v 何度見ても可愛いよねぇvv』
「え~っ! 自画自賛ですかぁ?!」
『違うよ、つぼみのことに決まってるっしょv』
「そんなぁ そんなことないです!」
『いいや、あるよ!! つぼみ、もっと自信持ちなよ~!』
『つぼみは可愛いv 大好きだよv 食べちゃいたいくらいww』
「え? あっ え~と… ありがとうございます!」
『なんで敬語になってんの! んもう、可愛いなぁvv』
がばぁっ! (つぼみを押し倒すえりか)
「ちょちょっと、えりかぁ?! あぁっ…v」
『…ニヒヒ。なんてねww ねっ! ビックリした?』(サッと離れる))
「………。」
『あっれー、怒った? ごめんごめん、つぼみ。怒んないでよー』
「怒ってなんかいません。――でもでも、えりかがいけないんですよ!」
『なに何?!』
「わたしっ えりかとならいいかなv って、思っちゃったじゃないですか!」
『え~と… それって??』
「わたしもえりかのこと 大好きですッッ!」
「――だから、これからえりかを襲っちゃいます!」
『んなぁー! なに、宣言してんのー!』
にじり… にじり…
『ちょっと… マジ?』
「大本気(オオマジ)です。」
『いっけな~い。あたし、大事な用事頼まれてたんだったー。』
『また明日ね! つぼみ!』
スタッ! (立ち上がりドアへ)
「ダメですよ。」(素早く回り込むつぼみ)
カチャリ。(部屋の鍵をかける)
『え、あ。ちょっとぉ、目がコワイってばぁ。少し落ち着いて…』
にじり… にじり…
『こおいう事はさー。もっと、こう…段階を踏んでゆっくり、雰囲気を作って、ね?』
「………」
『あたし達、もう両想いってわかったんだから、焦らないで…さ』
『初めてはドラマチックに、大切にしよ。ね、つぼみ…さん。聞いてる?』
にじり… にじり…
『まって! ホント――』
どてっ!! (尻餅つくえりか)
「できるだけ優しくします。」(ニコリ。)
『そ、そそそんなこと言われても、こ、ココロの準備が――』
ガシッ(両肩を掴まれるえりか)
『えーい! もうっ、なるようになれだよっ (まぶたを閉じる)』
『(どきどきどきどき…――)』
ちゅっv
「うふふ…。えりかの『初めて』もらっちゃいましたっ♪」
『へっ??』(つぼみの唇が触れたトコロに手を当てる。)
『あの~ つぼみ?』
「なんですか? もっとキスしてほしいですか?」
『あぁ… うん。してくれてもいいけど。』
『それで終わり?』
「はいv わたし達まだ中学生です。これ以上なんてとんでもない!!」
『………。』
『「おでこ」だったけど…。』
「えぇ。以前、オデコパーンチ!ってしてたじゃないですか!
それを見ていいなぁvって思ったんです。」
『そう…。ふ~ん』
『………。』
「どうかしました?」
『あー もぉーー! つぼみ、ホンッッッット可愛いっっvv どーしよーって思うよ』
がばぁっ! (つぼみを押し倒すえりか。二度目。)
「きゃあっ!」
『それじゃ、あたしはホッペにキスしちゃうんだからねww』
ちゅっv
「あはは… くすぐったいです」
『おしりの方が良かったぁ?』
「エッチなのはいけないと思います。」
『じょーだんジョーダンw』
ごろん。(二人、寝転がる)
『つぼみ。』
「はい?」
『スキだよv』
「わたしもですv えりか。」
『なぁ~んか テレちゃうな~』
「そうですね。でも気持ちが通じ合うって素敵です」
『うん。「ピンクフォルテウェーブ受けた時」みたいにしゃーわせv』
「あぁ、そんなこともありましたね!」
『そうだよ! 今度つぼみも受けてごらんよ。ブルーフォルテウェイブ』
「遠慮しておきます。」
『だよねー。そう言うと思ったぁ』
『これからどうしよっか? もっかいDVD観る?』
「ダメです! 宿題が途中です。ちょっとだけ息抜きにって言ったじゃないですか!」
『そうだっけ?』
「そうです。わからない所は教えてあげますから」
『え~っ!! せっかくなんだからイチャイチャしよ~』
「宿題終わってから、…なら」
むくり。(起き上がるえりか)
『え? 本当?!』
『なら、パパッと終わらせちゃうよー!!』
「もうっ えりかったらv」
『超特急でやっちゃうからね!!』
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ハートキャッチプリキュア。面白いですよね。
小柄で可愛らしい二人は、コロコロ変わる表情を見ているだけで楽しくなりますし、
萌えモエです。
えりかのつぼみがスキでスキで堪らない絡み方もニヨニヨしちゃいますよ。
ストーリーも言う事無しで、毎週続きが愉しみな作品になっています。
2年目はあるのかなぁ…って、まだ早いですね(苦笑)。